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【コラム】リスクテイキング

リスクテイキング

社員教育をする方法として

OJT(On-the-Job Trainingの略)と
Off-JT(Off the Job Trainingの略)
の2つがあります。

OJTとは、実際の仕事を通じて、必要なスキル、能力、知識、
あるいは態度や考え方などを身に付けさせる方法。

Off-JTとは、職場を離れて、業務に必要な教育を
研修などの場で行う方法。

どちらが良い、悪いのではなく、
両方あってこそ効果的なのですが、

多くは、日々の仕事の中でOJTを行い、
社員さんを育成していると思います。

この日々行っているOJT
1つ大きなポイントがあります。

このポイントなくして、OJTは機能しません。

OJTによる社員教育は、

上司が、手とり足とり教えたり、
全て指示をして管理するよりも、

部下が主体的に
自ら進んで取り組んだ方が効果的です。

優れたリーダーは、そのことをよく理解しています。

ですから、

部下の主体性を引き出したり

自ら進んで取り組むような機会や場を
意図的に作りだすことが上手です。

そのような機会や場を作りだす方法の1つに、
「権限委譲」という方法があります。

権限委譲とは、

簡単にいうと、“任せる”こと。

目標に向けての実施方法や意思決定などを
部下に委ねる、またその力(権限)を与えることです。

でも・・・

重要な仕事、難しい仕事ほど、なかなか委ねられないですよね。

期待通りの結果がでるとは限りません。
それどころか、失敗や問題になってしまう可能性もあります。

そんな結果になるのであれば、任せない方が良い・・・

「自分でやった方が早いし、楽だし、確実!」と、
なかなか任せられない方も多いのではないでしょうか。

あるいは、委ねて、任せたものの、
失敗や問題が起こった時に、部下を責め立てたり、
「任せなければ良かった・・・」と後悔の気持ちで
いっぱいになってしまうのも、ありがちなケースです。

しかし、上司の中にある、権限委譲することへの“恐れ”は、
部下の主体性や成長の可能性を失くさせてしまいます。

リーダーに必要なのは、

“リスクを負う覚悟”

リスクテイキングの姿勢がなければ、
OJT教育はできないのです。

リスクはチャンス

チャレンジブルな仕事を任せれば、
それ相当のリスクがあります。

しかし、そのリスクは、
部下にとっては、新しいことを学んだり、
成長するチャンスが与えられたとも考えられます。

上司にとっては、リスク
部下にとっては、チャンス

なんですね。

言いかえれば、

上司のリスクと引き換えに、

部下の大きな成長が得られるのです。

やってはいけないのは、

任せても、リスクテイキングしない、
つまり、リスクから逃げてしまうこと。

これは、任せたのではなく、責任放棄です。

部下にとって、
リスクテイキングの姿勢がない上司ほど、
信頼できないものはありません。

自分を信じて任せてくれる、
上司が見守ってくれている、
何かあればサポートしてくれる、

と思えてこそ、
思い切ってチャレンジする勇気が持てるのです。

上司のリスクテイキングの姿勢は、
安心感、信頼感を生みだします。

このリスクテイキングは、部下育成に限らず、
自分自身にも当てはまりますよね。

大きなチャレンジにはリスクが伴います、
しかし、それと引き換えに大きなものが手に入ります。

みなさんには、リスクテイキングの姿勢ありますか?

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by Musee | 2010.05/01 | コミュニケーションコラム, 教え方, 新着情報