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【コラム】怒りを鎮める

怒りを鎮める

先日、友人にひどく怒られました・・・。

友人の怒りはヒートアップ!!

一方的に怒りをぶつけられ、止められないほどでした。

友人が誤解していたこともあり、

「なんで、そんなに一方的に怒られなきゃいけないの?!」と

私も少し腹立たしく感じた部分もありました。

怒りの感情って、頭ではわかっていても

鎮めることって難しいですね。

価値観からうまれる感情

そもそも、怒りの感情って

どのように生まれるかご存知ですか?

何か不快な出来事に遭遇した時、

その出来事が感情を引き起こす、と
思うことが多いのではないでしょうか。

例えば、

 「レストランに行ったら、店員さんの接客態度が悪く、
  二度と行きたくない」とか

 「自分なりに考えて作った企画を、
  上司はよく読みもしないで無下に扱い、
  腹立たしく感じた、やる気がなくなった」

 「毎回、待ち合わせの時に、遅刻してくる友人に
  イラッとした」

 など、こういった場面は
 日常の中でよくありますよね。

しかし、不思議なことに

同じ出来事が起こっても、

 腹を立てる人、立てない人
 不快に思う人、思わない人がいます。

出来事が感情を引き起こすならば、

同じ出来事に遭遇した人は

皆、同じ感情、反応でなければおかしいですよね。

実は、出来事が感情を引き起こすのではなく、

自分の価値観が感情を引き起こしているのです。

 先程の例を1つみてみましょう。

 自分なりに考えて作った企画を、
 上司はよく読みもしないで無下に扱った
 
 という事実の奥には

 “上司は部下をねぎらうべきだ”
 “努力は認められるべきだ”
 “評価は正しくするべきだ”

 というような、価値観があるんです。

 その価値観に合わない出来事だから

 腹立たしく感じる、やる気がなくなる

 という感情が起こるのです。

 同じ出来事でも、

 価値観が違えば、感情は変わってきます。

つまり、怒りの感情は
出来事や相手の言動が直接引き起こすものではなく、
自分の価値観が引き起こしているのです。

これは、アメリカの臨床心理学者であり、
論理療法の創始者であるアリバート・エリスが唱えたABC理論といいます。

ABC理論を簡単に言うと、
ある出来事(Activation)が、
そのまま感情(Consequences)に繋がるのではなく、
価値観や捉え方(Beliefs)があって、感情に繋がるという理論です。

出来事(A)=感情・結果(C)

ではなく

出来事(A)=価値観、捉え方(B)=感情、結果(C)

友人の怒りも、
出来事そのものが直接引き起こしていたのではなく、
友人の中にある価値観が引き起こしていたもの。

そう思うと、一方的な友人の怒りに、
腹が立たなくなるんですよね。

 「あ~こういう価値観持ってるんだ」
 「きっとこういうことが大切なんだな」と

  友人が価値を置いていること
  大切にしていることがわかるようになるんです。

それと同時に、自分の価値観もわかります。

 “人を傷つけてはならない”
 “友人を大切にしなければならない”

 というような価値観がありそうです。
 だから私も不快になったんですね。

もし、相手が怒りをぶつけてきたら、
相手の価値観、大切にしていることが何なのか
探ってみて下さい。

そして、

自分に怒りの感情が湧き起こったら、
何で腹が立つのか、どんな価値観が自分の中にあるのか、
自分の心にきいてみて下さい。

決して、その怒りは
相手、出来事のせいではありません。

自分の心の中にある、
価値観と違っただけのこと。

そう思うと、自然と怒りは鎮まってきます。

怒りは、

互いを知るきっかけだと思えば、

ステキなことなのかもしれませんね
 
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by Musee | 2010.05/01 | コミュニケーション, コミュニケーションコラム