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【コラム】学園ドラマ効果

学園ドラマ効果

叱り方の研修では、

叱るテクニックをいくつかお伝えするのですが、

必ず、

「テクニックを身につけるだけでなく、

 相手と信頼関係をしっかり築いて下さいね」

というお話をします。


“信頼関係”

言葉では簡単に言えますが、

実はこれが一番難しい・・・。

テクニックを身につけられても、

信頼関係が築かれていなければ、

何の役にも立ちません。

感情の共有がこころの距離を縮める


強い信頼関係で結ばれた人たちには、1つ大きな共通点があります。

それは、

“感情の共有”ができていることです。


感情の共有とは、

うれしい、楽しい、辛い、悲しいなど、
プラスの感情、マイナスの感情を一緒に感じることです。


例えば、

ドラマや映画で、最初は仲が悪かったけど、

あるトラブル、事件を通して仲間同士が徐々に一致団結し合う…。

そんなストーリーをよく見かけませんか?


ある学園のドラマもそうでした。

最初は、先生と生徒は仲が悪く、

先生の言うことを生徒はまったく聞かない状態。

しかし、毎回、トラブルや事件が起こり、

その度に、生徒と先生の信頼関係は築かれて行きます。


ドラマのクライマックスは、
最大の事件が起こり、先生が辞めなくてはならないかもしれない…。

生徒たちは先生のために一致団結して、

先生を助ける。生徒たちのおかげで事件は解決!

先生と生徒たちは喜びに包まれる―おしまい。


職場でもドラマのようなことがあります。

最初はそんなに仲がよくなかった相手と、
何かのトラブルを通じて、一気に心の距離が縮まってしまう…。

これを学園ドラマ効果と私は呼んでいます。


学園ドラマ効果とは、

何か困難を一緒に乗り越えることで

相手と心の距離が縮まること。


困難を乗り越えることが
なぜ心の距離を縮めるのかというと、
感情の共有をし合うことができるからです。



例えば、ドラマの中で

急に生徒の内定が取り消された、
生徒は自暴自棄になる。

先生は、毎日、企業を訪問し頭を下げる、
なかなか見つからないけど先生は諦めない!

―そんな先生の姿を生徒は見かけて涙する。

生徒は内定を取り消され、自暴自棄になるほど落ち込んでいます。

その気持ちを先生は察して、就職先を探すのですが、
なかなか見つからない…先生も辛いと思います。

この瞬間、生徒は心動かされるんです。

これが、「内定取り消されたの?じゃあ、また就職活動頑張って!」と
先生が言っただけだとしたら、そこまで強い信頼関係は築かれないでしょう。


感情の共有でも、

特にマイナスの感情ほど、

強い絆、信頼関係を築くことができます。


部下だけ大変で辛い思いをして、

上司は涼し気な顔をしていては、

信頼関係を築くどころか、不信感さえ抱かれてしまうでしょう。


大変なときこそ、共に過ごし感情の共有をすることが大切です。

師走で、多くの職場は
慌ただしい時期になるのではないでしょうか。


ぜひ、「大変!」なことこそ、
共に過ごし感情の共有をしてみて下さい!




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by Musee | 2011.01/01 | コミュニケーション, コミュニケーションコラム, 新着情報