職場内コミュニケーション調査2011

61.7%の部下が「私の上司は叱り下手!」
70.3%が「“叱られたくない”と思う上司から叱られた経験アリ」と回答

調査要綱

職場内でのコミュニケーション、そして上司と部下との関係性は
やる気や業績に大きく影響しています。

この調査では、その実態や問題、原因を明らかにする為に
ビジネスパーソン182名に、職場内のコミュニケーション、
そして部下育成や指導についてアンケートを行いました。

■調査期間  2011年10月5日~11月5日
■調査方法 WEB上のアンケートフォームからの入力回答形式
■回答者数  ビジネスパーソン182名
         ・男性97名、女性85名
         ・上司112名、部下70名
        

職場内コミュニケーション調査

【調査結果概要(抜粋)】
▽61.7%の部下は「自分の上司は叱り下手」と回答。

▽70.3が「“叱られたくない”上司から叱られた経験アリ」と回答。 
“こんな上司には叱られたくない!”と思う上司トップ3
  1位…自分を棚に上げて叱る(自分がやっていない)、口だけ
  2位…感情的、威圧的
  3位…叱る目的が自己中心的、保身

▽79.5%の上司は「自分は叱り下手」と回答。

▽厳しくてもついて行きたい上司のタイプトップ3
  1位…自分の成長や自分のことを思い叱ってくれる人
  2位…有言実行、模範を示せる人
  3位…尊敬できる(人格、仕事ぶり)
      叱った後のフォローをしてくれる *同列3位

▽75.9%の上司が叱って失敗した経験があると回答。 
うまく叱れなかった、失敗経験トップ3
  1位…伝わらない、行動の変化がない
  2位…感情的
  3位…タイミングを逃した

▽78.6%の上司が叱りにくいと感じる相手がいると回答。
叱りにくい相手のタイプ特徴は
  1位…反論する
  2位…頑固、自己中心的
  3位…年上、年配

▽86.6%の上司が「叱る教育は必要」と回答。

まとめ

ゆとり世代の本格的入社を前に
「打たれ弱いゆとり世代をどう叱って良いのかわからない」
「効果的な叱り方を知りたい」
という声が多く聞かれるようになった。

これから部下となってくるのはゆとり世代。
受け入れられることに慣れ親しみ、個性を尊重されてきた世代。

少し厳しく叱ったらすぐに折れてしまうのではないかと心配するのも無理はない。
どう叱ったら伝わるのか、どう言えば傷つけずに指導できるのか意欲的に学ぶ上司も増えてきた。
しかし、61.7%の部下は自分の上司を叱り下手と感じている。
上司は叱ったつもりでも、部下の心には届いていないことが伺える。
相手の心に届かなければ叱ったとは当然言えない。

ここで考えなくてはならないのは「どう叱るか」“HOW TO”ばかりに囚われていないだろうか?ということ。

本当のところは、叱り方、“HOW TO”ではなく、
“誰が叱っているか”の方が重要なのではないか。

アンケートの中でも「有言実行、模範を示せる人」、「尊敬できる人」や
「自分のことを思って叱ってくれる人」なら
厳しくてもついて行きたいと回答する人が多い。

逆に「自分のことを棚に上げる、口だけ」上司、叱る目的が「自己中心的、保身」になっている上司には
叱られたくないと部下は思っているのだ。

しかし上司は“HOW TO”ばかりに囚われがち。

大切なのは「何を言うか、どう叱るか」というテクニック的なことだけではなく、
仕事への姿勢、部下からの信頼、尊敬が部下の心を動かすと言える。

「叱る」コミュニケーションは日頃の信頼関係が試される瞬間。
叱って失敗したと思うのなら、信頼関係の見直しが必要。
叱り下手と思うのなら、早急に部下との信頼関係構築をした方がいい。
順番を間違えてはならないーテクニックは信頼関係が築かれた中で効果を発揮する。
このような上司のリーダーシップ、指導力の低下は、
企業・組織にとって業績、成果の低下を招く大きな危険性をはらんでいる。

上司のリーダーシップ力の向上、そして小手先のテクニックとしての叱り方ではなく部下の心を動かす指導力が求められる。

調査項目一覧

■全体への調査項目

Q1.自身のコミュニケーション力について
Q2.相手のコミュニケーションに不快を感じた経験
Q3.不快を感じるコミュニケーション例
Q4.職場やビジネスシーンで褒められる頻度
Q5.職場やビジネスシーンで褒められる機会の増減について
Q6.褒められて不快になった経験
Q7.褒められて不快になった経験例
Q8.上司の褒め方
Q9.職場やビジネスシーンで叱られる頻度
Q10.叱られたくない上司(相手)から叱られた経験
Q11.叱られたくない上司(相手)のタイプ
Q12.厳しく叱られてもついて行きたい上司のタイプ
Q13.上司の叱り方
Q14.職場での報連相(報告・連絡・相談)について
Q15.月曜日が待ち遠しい職場かどうかについて
Q16.月曜日が待ち遠しい理由、待ち遠しくない理由

■上司のみへの調査項目

Q17.部下(指導対象者)人数
Q18.自身の褒め方
Q19.部下を褒める頻度
Q20.部下を褒める頻度の増減について
Q21.部下を褒める頻度が増減した理由
Q22.自身の叱り方
Q23.部下を叱る頻度
Q24.部下を叱る頻度の増減について
Q25.部下を叱る頻度が増減した理由
Q26.部下を叱る必要性
Q27.上手く叱れなかった経験
Q28.上手く叱れなかった経験例
Q29.叱りにくいと感じる相手
Q30.叱りにくいと感じる相手のタイプ
Q31.部下の報連相について
Q32.問題がある報連相例

本件に関するお問い合わせ先

「職場内コミュニケーション調査」に関するお問合せは、下記までお願いします。

株式会社ミュゼ 代表取締役 齋藤 直美

電話:052-589-6318
メール:gokigen-mail@musee-inc.com
住所:〒名古屋市中村区名駅3-24-8 三立ビル3階

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