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はじめまして、齋藤 直美です。

株式会社ミュゼ 代表取締役 齋藤直美

就職氷河期時代に大学を卒業した、いわゆるロストジェネレーション世代の私。
大学卒業後、就職をせずにフリーターとなり、時代を象徴するような人生を歩んでいました。

その私が、現在は会社を営んでいます。

時代の波にのまれ、自分自身の可能性を諦めていた私を救ってくれたのは、ある人との出会いです。

ある人とは、フリーター時代に出会った上司です。

ある時に、その上司に言われた一言

「お前ならできる、お前に任せるよ。」

という言葉でした。

その当時の私にはキャリア志向はなく、「適当にアルバイトして、そこそこの人生でいい」と考えていましたし、
それ以外の選択肢や可能性を、自分の中に見出すことはできませんでした。

その上司の一言を聞き
「私にできることってあるの?」
「こんな私に任せてくれるの?」と半信半疑ながらも、その言葉に自分の可能性を感じたのです。

そこから、私の人生は大きく変わりました。

スタッフ約30人を抱える管理職へ昇進、そして約8000人のスタッフを教育する人財教育部署に抜擢されました。 そして、その経験を活かし起業しました。

「自分が思うようになれないのは時代のせい」
「私には特別な能力はない、選択肢が少ない」

と自分の可能性を諦めていた私を変えたのは、その上司のたった一言です。

たった一言で
人の可能性や能力が引き出されるのです。

私にとって、その上司の一言は、私を笑顔にしてくれた言葉。

その言葉は、「私の可能性を信じてくれる人がいる」という
安心感、喜び、自信、そして誇りにさえ感じたのです。

多くの組織ではどうでしょうか?

どれだけ、社員の可能性を信じて関わっているでしょうか?

それどころか
社員の可能性よりも、成果にばかり目が行っていないでしょうか?

良い人材の確保をすることがとても厳しい時代です。
せっかく入社した社員も3年で辞めてしまうのが当たり前のような時代です。

良い人財を確保し、良い人財に長く働いてもらうには

  • 仕事が楽しい!
    自分の成長が感じられる、仲間と一緒に仕事することが楽しい。
  • 夢に向かいワクワクする!
    会社の夢、ビジョンにワクワクする。
  • 仕事の喜びが感じられる!
    仕事の達成感、充実感がいっぱい。日々、喜びが感じられる。

楽・夢・喜がある会社です!

言いかえれば

「月曜日が待ち遠しくなるような会社」になることだと私は思います。

月曜日が待ち遠しくなる会社は

笑顔であふれています。

社員もお客さまも笑顔でいっぱいです。

人は人と関わり、人との繋がりにより成長して行くもの。
どんなに技術や制度が進化しても、人と人との関わり、繋がりを排除することはできません。

逆に、IT化が進み直接的なコミュニケーションが希薄化する時代だからこそ、
もっと「人と人との関わり、繋がり」に目を向けて欲しいのです。
それは、組織、会社に関わらず、親子間、家族間、学校教育においてもです。

もし、そこに目を向け、働きかけることができたとしたら

人はもっと

自分の可能性を信じ
自ら考え、行動し
本来持っている能力が、存分に発揮されるのではないでしょうか。

そしてそれが
他者の可能性さえも引き出し、相乗効果を生み出して行くのだと思います。

今でも、私の胸にはその上司の言葉があります。

そして、時が経った今でさえ
私の支えとなり、勇気となり、原動力となり、自分の可能性を感じさせるものとなっています。

人は「たった一言」で変わるんです、私が大きく変わったように。

「可能性を感じ、信じる」ことは、人の心を動かし人生さえも変えてしまうほどの力があるのです。

だからこそ、
私は、私の可能性を開いてくれた、
私を笑顔にしてくれた上司のように
1人でも多くの人を笑顔にしたい。

笑顔あふれる組織に、皆が笑顔になる社会創りをミッションに
日本、世界を変えて行きます。

齋藤 直美オフィシャルブログ

齋藤直美プロフィール

外食チェーン本部人材育成部署にて約8000人の人材育成を手掛ける。

2006年株式会社ミュゼ設立に参画。
“月曜日が待ち遠しくなる組織づくり”をコンセプトに大手から
中小企業、自治体まであらゆる業界のリーダー教育、組織活性化に携わる。
受講者の98%が「役に立つ・満足」と回答、「すぐ現場で使える」と定評がありリピート率も高い。

また、「褒め方、叱り方」についてテレビ、新聞、テレビ、
雑誌など多くのメディアに取り上げられている。

著書「ほめる・しかるで部下を劇的に伸ばす!20代男子戦力化マニュアル」、
「叱り方ハンドブック」、「あたりまえだけどなかなかできない叱り方のルール」