【コラム】楽しさが成果を生む

楽しさが成果を生む

皆さんは仕事が楽しいですか?
皆さんの職場は楽しいですか?


“楽しさ”は働く人々の
 やる気
 
 創造力
 行動力
 生産性
 主体性
 チームワーク
 そして成果に大きく影響を与えます。


“楽しさ”を職場に取り入れることは
ギスギス職場をニコニコ職場に変える、
コストがかからない優れた方法なんです。


楽しい職場とは・・・


「不機嫌な職場を楽しい職場に変えるチーム術」(日本能率協会マネジメントセンター)
という本を最近読みました。
職場に“楽しさ”を取り入れることで
業績向上に繋がるということを物語調で書かれた本です。


「月曜日が待ち遠しくなる組織作り」をコンセプトに
人財育成や組織活性化のお手伝いをしている
私にはとても興味深い内容でした。


よく、お客様から
「月曜日が待ち遠しくなる会社っていいよね!」という
お言葉を頂きます。


「月曜日が待ち遠しい会社であって欲しい」
「月曜日が待ち遠しくなるほど充実したい」
多くの方が、そう思っているのかもしれません、
つまらない、イヤイヤよりも
待ち遠しくなるぐらい楽しみな方がいいですよね!


しかし、
「職場に“楽しさ”って不適切じゃない?」という声も聞かれます。
“楽しさ”というと、
遊び、軽い、不真面目、不謹慎・・・というイメージがあるかもしれません。


私が思う“楽しさ”とは、不真面目に職場で遊ぶことではなくて、
働く人たちが、
常に高いモチベーションを維持し続けられるような環境作りのこと。


なぜ“楽しさ”が職場に必要なのかというと
人は感情に大きく影響される動物だからです。


「早く休みにならないかな・・・」
「会社に行くのが憂鬱だ・・・」
「仕事がつまらない・・・」
と、楽しさを感じていない、マイナスの感情を抱いている時と


「月曜日が待ち遠しい!」
「会社に行くのが楽しみだ!」
「仕事が充実している!」
と、楽しさを感じている、プラスの感情を抱いている時と
どちらがハイパフォーマーだと思いますか?


もちろん、後者です。


人は抱く感情によって、モチベーション、パフォーマンスが変わります。
プラスの感情を抱いていれば、
積極的な行動が促されハイパフォーマンスに。
マイナスの感情を抱いていれば、
モチベーションは低下、行動は消極的になり成果も小さくなるでしょう。


“不快(マイナス)を避け、快(プラス)を得る”が人間の本能です。


つまり、

“楽しさ”はプラスの感情を生みだし
積極的な行動を促すことができるのです。



この本の中では、
“職場を楽しい環境にして価値ある結果を生みだし、あらゆる面で
 チームの業績を向上させる責任を持つ人物”を
わくわくマネージャーと命名されています。
わくわくマネージャーって聞いただけで楽しそうですね!


優秀なリーダーは、
部下を楽しませる能力に長けている。



これは、今までに私が出会ったリーダーに共通している点の1つです。
ユーモアセンスもですが、
充実感、達成感を与え、仕事の楽しさを教えてくれたり、
チームで働く喜び、楽しさを感じさてくれたり、
リーダーが語るビジョンにわくわくしたり・・・
常に私に“楽しさ”を与えてくれました。


部下、社員を楽しませるのに
あまりコストがかからないんですよね。
コストがかからず、効果大!
しかし、あまり
そのことは知られていないし、
“楽しい職場作り”を積極的に取り組んでいる組織は少ないように感じます。


“楽しい職場作り”
楽しくさせるしかけ作りが必要です。


いかがでしょう、
皆さんの会社には、積極的に楽しい職場作りをしていますか?
楽しい職場にするしかけがありますか?


会社の数だけ、
働く人の数だけ、
楽しい職場にするアイデアがあると思います。
何があったら楽しいでしょう?
  ・おやつタイムを作り、美味しいおやつを皆で食べる
  ・目標達成した際は、ジュース乾杯をする
  ・仲間のお誕生日祝いをする
  ・面白い人(笑わせた人)に表彰状
  ・お昼休みに皆でウォーキング
  ・毎日仲間を褒める
  ・毎月席替え
  ・遠足
  ・運動会
私が思う楽しい職場を考えてみました。


どのアイデアが良くて悪いかではなく、
みんなが参加したいと思える、
みんなが楽しいと思える、
そんなアイデアがたくさん出るといいですね。


この本の中でも、“楽しい職場作り”のアイデアがたくさん載っています。


真剣だけじゃ、つまらない、
楽しいだけじゃ、物足りない、
真剣に、楽しく働くからこそやりがいが生まれる!


“楽しい職場作り”のいいアイデアが考えてみませんか?




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