2010.11.28 中日新聞に掲載されました
2010年11月28日
きしみが目立つ組織が息を吹き返す策は
中日新聞社から齋藤直美への取材が
中日新聞「新即興政治論」コーナーに紹介されました。
記事内容
中国漁船衝突事件のビデオ映像流失、相次ぐ閣僚の失言など、
管政権の足元が揺らいでいる。
きしみの目立つ組織が息を吹き返すための策を探った。
◆組織立て直しのため、まずやるべき事は?
大事なのは上位目的の共有化。
政治なら国益のために何をするか。
企業でいえば企業理念、行動規範などぶれないものがあるが、
民主党に組織をまとめる指針がないのが問題。
◆民主党はまとまるどころか派閥化が進んでいるが?
派閥同士が議論してよいものが生まれればいいが、
権力争いになるとビジョンは達成されない。
逆にリーダーの言う事が全て通ってしまいだめになる組織もある。
上位目的を共有化、指針を示し、異分子とも合意を得る努力が必要。
◆首相にとって一番の異分子は小沢一郎元代表。
また目立つのは仙谷官房長官について。
企業研修も「年上の部下をどう指導していいのかわからない」という質問がある。
うまく経験をいかし、リーダーが年長者に何を期待するか名言しなければならない。
企業でも№2が実権を握っている所もあるが、リーダーの求心力は小さくなる。
リーダーが迅速で的確な判断を下し、対応する事が必要不可欠である。